翠嵐 茶寮八翠
カフェ保津川を望むラグジュアリーホテルの和カフェ



明治の詩人たちが愛した茅葺の庵で、保津川を眺めながら和のアフタヌーンティーを
嵐電嵐山駅から保津川沿いを徒歩6分。翠嵐ラグジュアリーコレクションホテル京都の敷地内に、1910年(明治43年)建築の茅葺屋根の庵「八賞軒」を改装した茶寮 八翠がある。大きな窓の向こうに翡翠色の保津川と四季の嵐山が広がり、ホテル宿泊客でなくても利用できる嵐山屈指の絶景カフェだ。インスタグラムフォロワー1.6万人を誇り、国内外の旅行者が京都を代表する「体験型カフェ」として訪れる。
基本情報
- エリア
- 嵐山・嵯峨野
- 最寄駅
- 京福嵐山駅 徒歩6分
- 価格帯
- ¥6,000〜¥7,999
- 営業時間
- 11:00〜17:00
- 定休日
- 年中無休
- 住所
- Japan, 616-8385 Kyoto, Ukyo Ward, Sagatenryūji Susukinobabachō, 12 翠嵐ラグジュアリーコレクションホテル京都 敷地内
- @suirankyoto(1.6万 followers)
1910年の「八賞軒」——明治の詩人8人が詠んだ嵐山の八景
「八翠」という名は、明治時代最後の文人画家・富岡鉄斎ら8人の詩人がこの庵に集い、嵐山に移ろう8つの情景を詠んだ「八賞軒詩」に由来する。詠まれた八景は「花・新緑・蛍・石雞(かじか)・瀑(たき)・月・紅葉・雪」の8つ。その精神は現代のアフタヌーンティーにも受け継がれ、メニューはこの八景を全四章に分けて季節ごとに構成されている。
亀屋良長が手がける「和のアフタヌーンティー」
アフタヌーンティーセット(6,500円)は、春「花・新緑」、夏「蛍・石雞」、秋「瀑・月」、冬「紅葉・雪」という四章仕立て。京都の老舗菓子司亀屋良長が特別に誂えた上生菓子や、旬の食材を使ったセイボリーが3段スタンドに並ぶ。秋季は栗とあずきのおこわ、茄子田楽、京赤地鶏のヴォローヴァンなど季節の恵みが詰まった内容となる。ドリンクはDAMMANN FRÈRES(ダマン・フレール)の紅茶、京都茶商の煎茶など27種から選択できる。
おすすめの楽しみ方
人気メニューと価格
- 和のアフタヌーンティー: 6,500円(要2日前予約)
- 翡翠もち(抹茶×葛のオリジナルスイーツ・ドリンク付): 1,500円
- むしやしない(一番出汁のビーフストロガノフなど軽食セット): 4,500円〜
- 特製鯛茶漬け: 4,750円
利用のコツ
アフタヌーンティーは2日前17時までに電話(075-872-1222)またはTableCheck(Web)で予約必須。1名から利用可能なのも嬉しい点。予約不要で入れる翡翠もちやドリンク単品は比較的待たずに利用できる。席数は34〜40席(テーブル24〜28席・テラス10〜12席)。
混雑を避けるコツ
紅葉シーズン(11月)はホテル周辺の混雑が激しく、保津川を眺めるテラス席は争奪戦になる。開店直後の11時台、または閉店前の16時以降が比較的空いている。平日限定でDAMANN FRÈRESの紅茶や日本茶60分フリーフロー付きのプランも展開されており、週末より穴場感がある。
嵐山エリアの楽しみ方ガイド
おすすめ散歩ルート
茶寮八翠から保津川沿いを南下すると、徒歩3分で渡月橋に到着。橋を渡れば竹林の小径(徒歩10分)、天龍寺の曹源池庭園(徒歩5分)へも足を伸ばせる。ランチをホテル内レストランで済ませ、八翠でアフタヌーンティーを楽しむ「翠嵐一日プラン」が旅行者に人気だ。
季節ごとのベスト
- 春(3〜4月): 渡月橋周辺の桜と保津川の新緑が重なり、テラス席からの眺めは格別。アフタヌーンティー第一章「花・新緑」の時期
- 夏(7〜8月): 保津川の川床シーズンと重なり、蛍のほのかな光をイメージした第二章のメニューが楽しめる
- 秋(11月): 嵐山の紅葉が最高潮を迎え、ホテルの庭も燃えるような朱色に染まる。ただし混雑必至なので早朝予約が鉄則
- 冬(12〜2月): 雪景色の嵐山を窓越しに眺める体験は他のカフェでは得られない贅沢。第四章「紅葉・雪」メニューの時期
近隣の隠れた名店
- 野宮神社(徒歩7分): 縁結びで知られる苔の小径の入口。竹林と組み合わせた早朝散策が観光客の少ない穴場
- WIFE&HUSBAND(今出川・車15分): 自転車で鴨川へ向かうスタイルが人気のサンドイッチカフェ
- 松籟庵(しょうらいあん)(渡月橋そば): 抹茶とくずきりが名物の老舗甘味処。八翠の前に立ち寄るのも粋
- 廚 八坂(くりや やさか)(四条・徒歩圏外): 京おばんざいの名店。嵐山から四条に移動した夕方に重宝する